大好きなモーツァルト《レクイエム》&初リゲティ
大好きな合唱曲の一つ、モーツァルトのレクイエムを歌わせていただきます♪
2021年10月22日(金)19:00開演(18:15開場) 東京オペラシティコンサートホール
2021年10月24日(日)14:00開演(13:15開場) ミューザ川崎シンフォニーホール
合唱:新国立合唱団
合唱指揮:冨平恭平
曲目
デュティユー:交響曲第1番
モーツァルト:レクイエム K.626
本公演は音楽監督ジョナサン・ノットの希望により、モーツァルト作曲レクイエムの「コンムニオ:ルクス・エテルナ」の前に、コーラスがリゲティ作曲「ルクス・エテルナ」を演奏いたします。
東京交響楽団公式ホームページより


ソリストをつとめられるソプラノの三宅理恵さんとメゾソプラノの小泉詠子さんとは、ついこないだまで新国立劇場オペラ《スーパーエンジェル》で共演させて頂いたばかりでしたので、このような形で、こんなにも早く、またご一緒させて頂けることとなり、とても嬉しいです♪合唱では、異端3役をつとめられた北村典子さんもご一緒します!
モーツァルトのレクイエムは、大学生の頃に千葉混声合唱団の皆さんと歌わせていただいたのが初めてでした。
当時は、音を追いかけるのにいっぱいいっぱいでしたが、周りの合唱団の皆さんが口々にモツレクが大好きだと言っていたのが、今ならよーくわかるようになりました😊
こちらは2年前に参加させていただいたNHK音楽祭での演奏になります。YouTubeにアップされていましたので、関連動画として載せさせていただきます。
2019年12月15日放送「クラシック音楽館 NHK音楽祭2019」より
モーツァルト作曲「レクイエム K.626」
指揮:トン・コープマン
ソプラノ:イツァベル・アリアス・フェルナンデス
カウンターテナー:藤木大地
テノール:パトリック・グラール
バス:クラウス・メルテンス
合唱:新国立劇場合唱団
オーケストラ:NHK交響楽団
(2019年10月10日 NHKホールにて)
そして今回挿入されるリゲティの「ルクス・エテルナ(永遠の光)」は、全体としてはゆったりとしていて、拍感や調性感を感じさせない、現代音楽になります。
ソプラノ、アルト、テノール、バスの各声部がそれぞれ4パートに分かれており、全16声部で歌います。
もともとは、各パート一人ずつを想定して作曲されたようですが、今回は各パート2人ずつになります。
一般的な合唱曲と比べると、このような現代曲で同じパートの方が2人しかいないというのは、とても心細く感じますが、もともと一人で歌うことを想定されていたと聞くと、それはそれは心強いです!!笑
終始伴奏はなく、リズムは3連符や5連符が複雑に組み合わさっています。ハーモニーは美しさを感じさせる不協和音の中、ぶつかり合う音にお互いが惑わされないよう強い心をもって、私のパートは更に高音で1分近くのばし続けたりもします笑(←実はここが最大のお悩みポイント🥺)
この曲を最初に聴いた時、ホルストの惑星組曲の「海王星」を思い起こしましたが、映画『2001年宇宙の旅』にも使われているそうです。
しかし今回は、あまり詳しくは言えないのですが、少し日本的な演出がなされる予定ですので、宇宙というよりは、日本っぽい宗教観が伝わるのではないかと思われます⛩
マエストロノットこだわりのプログラムを皆様にお楽しみいただけるよう、がんばっているところです✨

リゲティに思い悩まされる日々ですが、前向きな気分なりたさに、久しぶりにゆる〜くランニングしたりもしています♪
